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物欲旺盛な36歳です。
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2007年01月12日

K10D交換レンズ物語~その①~

K10Dに惹かれたポイントの一つ、ペンタックスKマウント。
一眼レフのレンズのボディ取付け部をレンズマウントといいますが、ペンタックスは1975年に「Kマウント」を導入して以来、一貫してその形状を守り続けています。
これにより、昔のフィルムカメラ時代のレンズでも、K10Dに取り付けることができます。
ちなみに、Kマウントの「K」は「King of SLR(=Single Lens Reflex)」に由来しているそうです。

先日ボディを購入した際には、高倍率のAFズームレンズ1本のみ購入したのですが、やはり明るいレンズでマニュアルフォーカス(MF)でピントを合わせることを一種の快感と感じるワタクシとしては、単焦点のMFレンズが欲しいのです。

で、今回購入したレンズが、こちら。
SMC PENTAX-A MACRO 50mm f2.8

K10D交換レンズ物語~その①~

か、かっこいい…(#- -#)~ハート (すいませんバカで)
いやぁ、やっぱり金属製単焦点レンズが持つ風格は、格別だと思います。
あ、マクロレンズを購入したのは、naruさんの記事に触発された訳ではなく、全くの偶然です(^^;

K10D交換レンズ物語~その①~

開放F値が2.8と、それほど明るいわけではありませんが、ファインダーの見え味は悪くありませんし、何よりも適度なトルクのフォーカシングリングを回してピントを合わせる感触は、AFレンズを手動でピント合わせする感触とは全く異なり、私はこの感触が大好きなのです。

K10D交換レンズ物語~その①~

ペンタックスのMFレンズにもいくつかの種類があります。
今回購入したレンズは「Aレンズ」という最後期のタイプで、ボディ側から絞りを操作するための電子接点を備えています。絞り位置を「A」に合わせておけば、K10Dの露出機能をほぼ制限なく使うことができます。


さて、これまであまりやったことがないのですが、同じ焦点距離・同じ露出で、レンズによる描写の違いを見てみることにしました。

①TAMRON A-14 ズーム50mm相当  1/30秒 F4.5 ISO800
K10D交換レンズ物語~その①~

②SMC PENTAX-A MACRO 50mm 1/30秒 F4.5 ISO800
K10D交換レンズ物語~その①~

まず気づいたのですが、同じ絞り・シャッター速度で撮ったのですが、TAMRONのズームの方が暗めに写っています。絞り約半段~2/3段分くらいでしょうか。
つまり、同じ絞り値でも、TAMRONのズームの方がより絞り込まれているということです。これがこの個体だけなのか、TAMRON全体の傾向なのか、はたまた最近のレンズ全体にいえることのなのか…よく判りません。

また、描写そのものも少し違います。
絞りも関係しているでしょうが、机の輪郭やカメラの手前の木目を見ると、②の方がより大きくボケています。バックのカーテンの陰の部分などを見ても、ボケ方がよりなだらかですね。

次に、大きく拡大してみます。
あ、ISO800まで上げてますので、暗い部分にノイズが出ています。ご了承ください。

③TAMRON A-14(部分拡大)  ④PENTAX-A MACRO 50mm(部分拡大)
K10D交換レンズ物語~その①~          K10D交換レンズ物語~その①~

(注:③は少し明るく補正しました)
ASA感度の表示窓や、シボ皮の模様など、明らかに④の方がシャープに写っています。レンズに付いたホコリまでしっかり解像しています(^^;
解像力は、今回購入したレンズの方が勝(まさ)っているようです。


今回の比較で、「やっぱり高倍率ズームはダメだ~」とかいうつもりは全くありません。このレンズでなければ撮れない写真、このレンズならではの利便性があるからです。
それよりも、約20年前のレンズが、現在でも十分通用する性能を持っていることに、素直に感心しました。
しっかり造り込まれたモノの輝きは、いつまでも色あせないのですね。

最後に、マクロレンズらしいカットを一枚。

⑥SMC PENTAX-A MACRO 50mm 1/6秒 F5.0 ISO800
K10D交換レンズ物語~その①~


ところで、タイトルに「その①」とあるってことは、続きがあるのか…?という指摘が予想されますが、「あります!」と宣言しておきます(開き直り?)。
あ、ただ、しばらく先になるかとは思います…(^^;


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この記事へのコメント
ああぁぁぁ~~
あかんや~ん・・・ 困るなぁ・・・
またまた触発される人が近くにおりますのにぃ
…( ̄。 ̄;)ブツブツ
ねぇねぇ二人でなんか作戦とかたてたりしてません?(苦笑)
Posted by saki at 2007年01月12日 22:41
sakiさん、こんばんは。
あ、大丈夫ですよ、このレンズnaruさんのカメラには付きませんから…って、そういう問題ではありませんね(^^;
いや~、共同戦線張ってるわけではありませんが、naruさんとは物欲のバイオリズムが合いやすいようで…。
私のほうは、財布のエンジンブレーキがかかりましたので、しばらくは自重しま~す。
Posted by hiro_traviq at 2007年01月12日 22:49
こんばんは
上の会話に参加させてください。
意識してもしなくても、影響はありますよね。
そこにブログでみなさんからの刺激が加わりますから大変ですね。
考えてみるとナチュラムさんのブログはアウトドア関係の刺激の元ですからね。
カメラに関しては私は控えておきますね。(笑)
Posted by ADIA at 2007年01月13日 21:43
ADIAさん、こんばんは。
そうですね、特に私など影響されやすい性質(たち)ですから、大変です(笑)
改めて考えると、ナチュさん商売上手です。会員さん同士が「買おう、買おう」と盛り上がってくれるわけですからね~。
でも、いい刺激をいっぱい頂いていると思います!
Posted by hiro_traviq at 2007年01月13日 21:54
こんばんわ、guitarbirdです

いやあの、無視してたとかそういうことではないんですが、
この記事に書き込みをするのは、勇気がいるので・・・(笑)。
マクロはそのうち買うかな、と思いつつ、弟から回ってくるレンズは、
マクロも寄れる、ということで、ひとまず後かなぁ・・・
銀塩でもマクロ専用レンズ(キヤノンですが)は持ってないんですよね。
数日前に店頭でK10D見たんですが、1/31までに買うと
1GBのメモリがもらえるというのに、ちょっとまた動きました・・・
Posted by guitarbird at 2007年01月13日 22:08
guiterbirdさん、こんばんは。
いやいや、お気になさらずに(^^)
本格的な接写はやりませんが、なんでもないものをアップで撮る、というのが好きなので、買っちゃいました。
そうそう、メモリカードのキャンペーン中なんですね。買ったその場ではもらえなかったので、到着待ちです。
いよいよguiterbirdさんも、決断のとき迫る、でしょうか…と、強く背中を押してみました(^m^)ムフッ
Posted by hiro_traviq at 2007年01月13日 22:23
こんばんは

なるほど、こうやって見比べると違うものですね~って今頃こんなコメントもありませんが(笑)
私はいつになったらこんなに緻密な撮影が出来るのでしょう(苦笑)
手触りのいいカメラ・・・何だかイイなぁ~
Posted by fukurou at 2007年01月14日 00:16
 ̄O ̄)ノオハ
 ̄m ̄ ふふ作戦などありませんよね~
趣味が同じ方向にたまたま向いていただけです。これで同じKマウントなら・・・かなり作為的ですよね(^▽^;)
撮り比べは・・・「純」の方がコントロールしやすそうです。「タム」はアンダーねらいならそのままでいい感じですね。
Posted by naru at 2007年01月14日 09:22
fukurouさん、おはようございます。
フィルムだとこういう撮り比べも、結構時間がかかって面倒なのでこれまでやったことなかったのですが、デジタルだと簡単ですね。
鳥の撮影に使うと、小さく写ったものをトリミングするので、解像力が高いにこしたことないのですが…(^^;
それにしても、昔のレンズでもちゃんと実用になるのがはっきり判って、嬉しかったです。
Posted by hiro_traviq at 2007年01月14日 10:04
naruさん、おはようございます。
そうそう、「たまたま」「似たタイミング」なダケですよね~。
こういう描写の違いも、実はレタッチでいくらでも変えられるんですよね。それがデジタルの良さでもあり、ある意味味気ないところでもあるのかな、と思いました。
Posted by hiro_traviq at 2007年01月14日 10:17
おはようございます、guitarbirdです

昨日の書き込みへの返信を見にきて、こちらにもまた寄りました。
あ、返信ありがとうございます。
またまた考えるポイントが増えましたが・・・(笑)。
マクロもこの際なら買いたいな、と思いますが、参考になりました。
昔のレンズを使えるということは、中古屋めぐりができるということで、
楽しみもまた増えますし(笑)。
Posted by guitarbird at 2007年02月03日 07:12
guiterbirdさん、おはようございます。
いいですね~どんどん考えちゃってください!(^^)
K100DやK10Dのヒットで、中古カメラ店ではペンタックスレンズが品薄になっているようです。
こういう遊び方ができるのも、K10Dの大きな魅力だと思います。
あと、ご存知かもしれませんが、こちらのページもご参考まで!

http://www.digi-came.com/jp/modules/weblog1/
Posted by hiro_traviq at 2007年02月03日 10:00
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