K10Dを触ってみる

hiro_traviq

2007年01月07日 11:46

今回購入したペンタックス K10Dのファースト・インプレッションを書いてみたいと思います。
勢いで購入してしまったK10D。
除夜の鐘を撞きながら願ったのは、本当に家族の健康だったのか?という疑惑が生じているとか、いないとか…(((((^^;

購入して3日、暇を見つけてはいじり回しているのですが、何せ初めてのオートフォーカス(AF)、初めてのデジタル一眼レフと初めてのダブルパンチで、まだまだ馴染むにはほど遠い状況です。



今回購入した、
ボディ:PENTAX K10D
レンズ:TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR DiⅡ LD
      Aspherical [IF] Macro

…あまりにも長い名前なので、「A14」というモデル名がついています。
まだ、レンズはこの1本だけです。

ペンタックスのデジタル一眼は、*ist Dから始まってこのK10Dで7機種目になります。
フィルムカメラ時代から小型軽量に力を入れてきたメーカーですので、デジイチでも全体的に小型・軽量なモデルが多いのですが、その中にあって今回のK10Dは、程よい大きさ・重さを持っているように感じます。「大きい・重い」という感じではなく、適度な大きさ・重さのバランスがいいな、という印象を持ちました。



グリップの形状は、歴代のペンタックス製デジイチの中では一番しっくりくるように思います。
あ、購入は初めてですが、ペンタックス製デジイチは気になる存在ではあったので、これまでに一通り触ってはおりましたf(^^;
まあ、このあたりの感覚は人によって異なるでしょうから、あくまで「私としては」ということでご理解ください。

またK10Dは、このクラスでは初めての防滴・防塵仕様になっています。そのせいか、各ダイヤルやレバーの操作感にも安っぽい感じがなく、しっかり造り込まれているな、という印象です。
外装はプラスチックですが、表面の加工が工夫してあるので、こちらも安っぽい感じはありません。ただ、使い込んでテカってきた時の印象は未知数です。


機能についてはまだまだ把握できていないので、これからです。
ただ一点、フィルムカメラには全くなかった概念というか、「なるほど!」と思った点をひとつ。
今まで、「露出」を決める要素は「絞り」と「シャッター速度」の二つでした。
絞りを自分で決め、シャッター速度をカメラに任せる「絞り優先(Av)」。コンタRXでは、ほとんどこのモードで撮っていました。
一方、シャッター速度を自分で決めて絞りをカメラに任せるのが「シャッター速度優先(Tv)」です。



ところが、上の露出モードダイヤルを見てください。「TAv」というモードがあります。説明書を読むと、「シャッター&絞り優先」とあります。
「はぁ???」と思いましたが、「自分で決めたシャッター速度と絞りに合わせて、ISO感度を自動で設定する」という説明を読んで、「なるほど!」と思いました。
フィルムカメラの場合、フィルム一本撮りきるまでは、同じ感度で撮影しなければなりません。カット毎にISO感度を自由に変えて撮る、というのは、デジタルならではの露出決定方式ですね。
これは、自分の中では今までになかった考え方で、新鮮な驚きでした。
もちろんコンパクトデジカメでも、ISO感度を変えて撮ることはできるのですが、メニュー画面からいくつもの操作が必要ですし、いろんな記事を読むと、デジイチの中でもK10DはISO感度をフレキシブルに操作するための工夫がされているようで、なかなか面白いな、と思いました。

とりあえず、ファースト・インプレッションはここまで。K10Dにはguiterbirdさんも興味を持たれているとのことですので、背中を押すべく(?)また少しずつ魅力をお伝えしていこうと思います(^^)

あ、これというものをまだ何も撮っていないので、作例はもう少々お待ちください…(^^;

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