「コ」から「ペ」へ、そしてついに…

hiro_traviq

2007年01月04日 22:31

摩訶不思議なタイトルで始めてしまいましたが…(^^;
本日1月4日は、私めの36回目のBirthdayでした。
いや、記事にしたいのは、そのことではありません。
この節目の日に、私にとっては非常に大きな出来事がありました。

私がこれまで使っていたカメラのラインナップは、
 メイン一眼レフ:コンタックスRX
 サブ一眼レフ:オリンパスOM-1
 お散歩カメラ:オリンパスペンFT&35RC

…となっていました。

中でも、メインシステムのコンタックスは、そのカール・ツァイスレンズの描写に惚れ込み、約9年間にわたって愛用してきました。



特にその描写の本領を発揮したのが、結婚式での撮影でした。
会社の同僚や友人など、これまでに結構な回数の結婚式に出席していて、その都度写真をアルバムに整理してプレゼントしているのですが、皆一様にその出来上がりに驚き、そして喜んでくれました。
「会場の空気がそのまま写っているみたい」という感想は、ツァイスレンズならではのものだったと思います。

一方で、ここにきてシステムとしての不満も出てきていました。
結婚式などに出席する機会は以前に比べてかなり減っており、メインカメラとしての活躍の場は、子供の運動会などの学校行事に移ってきています。ところが、私のシステムは望遠系のレンズが180mmのみで、学校行事で使うには力不足。かといってそれ以上の望遠レンズはべらぼうに高価で手が出せません。よって、最近ではもっぱらビデオカメラの撮影のみで、RXを持ち出すことはほとんどなくなってしまいました。
また、このブログを通じて、野鳥の撮影などにも興味を持ちつつも、残念ながら今のシステムでは思うような写真は撮れません。
1年ほど前にミラーユニットがおかしくなって修理に出しましたが、使用頻度が減ったことも影響しているのでしょう、イマイチ本調子ではないように思いますし、製造元であった京セラもカメラ事業から撤退していますので、今後のメンテナンスも非常に不安です。


そしてそして。
デジタル一眼レフに今ひとつ踏み切れなかった私の気持ちを、11月に発売された一台のカメラが大きく動かしました。
ペンタックス K10D


今日、もしK10Dの下取りに出した場合幾らになるのかを査定してもらうため、コンタックスシステム全てをバッグに詰めて出かけました。
駅まで歩く間も、電車に乗っている間も、迷っていました。
コンタックスシステムを残したまま、K10Dを購入するという選択肢もあります。経済的に余裕があれば、そうするかもしれません。
でも、でも。
今のシステムに、さらにデジタル一眼のシステムを増やすというのは、私の場合はシステムを眠らせてしまうだけだ、と思いました。


店頭で初めて触ったK10Dの実機は、やはり魅力的でした。
人気商品で店頭では品薄と聞いていたのですが、なんとその店には1台だけ在庫がありました。、
今日は査定だけのつもりで出かけたのですが、下取りの結果が満足いくものであったこと、店員さんの応対が丁寧であったこと等もあり、その場で購入を決意しました。

ンタックスからンタックスへ、そしてついにデジイチに手を出したワタシ(^^;
コンタックスシステムへの愛着はありますが、その想いはOMを始めとする他のカメラに注いでいきます。



今までどうもありがとう、さよならコンタックス!

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