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物欲旺盛な36歳です。
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2006年10月29日

寂しい…

9月30日に、カマキリをまた飼い始めた、という記事を書きました。
最近はだいぶ足に力が入らなくなってきていて、「そろそろかな…」と思っていたのですが、今日の夕方ケースを覗いたら、動かなくなっていました。

寂しい…

ほぼ毎晩、肩に乗せたりエサをやったりして遊んでいたこともあって、結構喪失感が大きいです。
「たかがカマキリ」なのにね。

寂しい…

でも、飼ったことを後悔などは全くしていません。いや、飼ってよかったと思っています。
かなり以前にご紹介した「生き物を飼うということ」という本に、こんなくだりがあります。私の好きな一節です。

「死ぬとかわいそうだから生き物を飼わない」という人もいるが、生き物の死に出合うことは、生き物を飼う歓びの重要な要素であると認識してほしいと思う。飼っている生き物が絶対に死ななかったら、それは生き物を飼っているのではなく、機械を所有しているようなものだ。…(中略)命の価値を知るいちばんの方法は死を知ること。死があるからこそ、命が輝いて見えるのだ。
(原文のまま引用 「生き物を飼うということ」 木村義志 著 筑摩書房)

今感じている寂寥感も含め、毎晩相手になってくれた小さな命に感謝しています。
自分の子供たちにも、いつか自分自身でこのような体験をしてほしいと思います。

きっと、来年また飼うと思います。

寂しい…


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Posted by hiro_traviq at 21:49│Comments(14)
この記事へのコメント
お悔やみ申し上げます。
実は数日前に息子がカマキリを捕まえました。
どうしても飼いたいと言うのでハエなど捕まえてやっていたのですが、今日気づいたら死んでいました。
餌が少なかったのかと思っていましたが、そろそろ寿命だったと思うことにします。
でも、やはり食べている姿は苦手です。
息子は喜んで興奮していましたが。
Posted by ADIA at 2006年10月29日 22:00
ADIAさん、こんばんは。ありがとうございます。
そうですね、そろそろそういう季節だと思います。
昨日下の子が通う幼稚園のバザーがあって、その時に元気なカマキリを1匹捕まえたのですが、持ち帰らずに放しました。
そいつは、「まだまだ元気!」という感じでしたが…。
ここ2週間くらいは、エサになる昆虫も見つからなかったので、毎日筆で牛乳を飲ませていました。これだけでも結構生きるみたいですよ。
Posted by hiro_traviq at 2006年10月29日 22:05
こんばんわ、guitarbirdです

残念でしたね・・・
ちなみにその本は、私も読んで大いに共感を得る部分がありました。
今回は、そんな気持ちからか、短くしめます。
Posted by guitarbird at 2006年10月29日 22:16
guiterbirdさん、こんばんは。
風邪気味なのに、コメントありがとうございます。
そうでしたね、以前記事にしたときもコメントをいただきましたね。
この本、通勤カバンに入っていて、ちょっと時間があるといつも読んでいます。
挿絵とか、ちょっと他人の目が気になることもありますが…f(^^;
Posted by hiro_traviq at 2006年10月29日 22:43
hiroさんこんばんわ~
最後の下から見上げるような写真が、いとおしいですな~ カマキリの目ってこんなに優しかったんだ・・・・
最近は核家族化で子供たちが、おじいちゃんやおばあちゃんの死に直面する事がなくなりましたよね。さらにゲームやTVばかりで生き死にに触れる機会がなくなった・・・・
この記事を読んで「あ~~っ」と思い出したのが「坂村真民」という四国の詩人です。
Posted by ビワゴン at 2006年10月29日 23:05
ビワゴンさん、こんばんは。
そうですよね。「死んだらリセット」のゲームではなく、自分が大事にしていた生き物が死んでしまったときの気持ちを知ってほしいな、と思います。
「坂村真民」という方は、初めて知りました。詩集、探してみようかなと思います。ありがとうございます。
Posted by hiro_traviq at 2006年10月29日 23:43
本当に最後の一枚、いとおしい目をしていますね。

生と死、死の上に生が成り立っている。
またその生もいずれ死を迎える。
この世に生を受けた以上避けられない事実でもある。
けど死を悲しいと思える命を授かり、私は幸せだと思う。

死んだらリセットなんて、とんでもない話ですね。
Posted by tetsu at 2006年10月30日 00:03
tetsuさん、こんばんは。
全く同感です。
「飼っていた虫が死んだ」という、ただそれだけのことではありますが、このようなことを改めて考える機会になった、というだけでも、ひとつの貴重な体験だったと思っています。
いつか、子供にも伝えてやれるといいんですが…。
Posted by hiro_traviq at 2006年10月30日 00:21
こんばんは
お悔やみ申し上げます
生き物を飼うと言うことは難しさあります
元気な時ばかりではなく、弱る事もあり、また死んでいく自然の理でありますね
また、避けて通れない事ですが、寂しさと言う事は残ります
しかし、このカマキリの死がご自身やお子さんの中に残るものがあるとしたら、カマキリの一生は意味ある事ではないでしょうか
これは縁(えにし)と呼ばれるものであり、これも理にかなっておりますね
死が軽々しいしくこなわれている昨今ですが、生きる意味、存在の意味を考え諭していく事も大切です
この記事を通して感じる事ができた人、気づいた人が多数おられたらいいですね
とても感銘を受ける記事でした
合掌
Posted by naru at 2006年10月30日 19:24
naruさん、こんばんは。ありがとうございます。
例え虫であっても、接した時間が長ければそれだけ喪失感も大きいということを、改めて感じました。まあ、子供はそれほど関心を持たなかったようですが、いつかこういう体験をしてほしいなと思います。
実は今回、記事にするかどうか少し迷いました。たかだか虫一匹で、大袈裟かなとも思ったのですが、それでもやっぱり記事にしてよかったと思います。
Posted by hiro_traviq at 2006年10月30日 20:59
こんにちは
なんだか最後の写真のカマキリの目がうるんでいるようで・・さよならって言ってるようで、うるうるしてしまう私です。(ちょっと変かもです・・)
どの写真からもhiroさんの、愛情が感じられます。
少し前の娘の誕生日の時に、ろうそくを立てながら「寿命」という話が出て、「みんないつかは死ぬんだよ」って言ったら、二人とも凄くびっくりしていました。長女はしばらく無言でした。どれだけ理解できているかは分かりませんが・・・。うちではまだ生き物を飼ったことがないのですが、命の大切さをわかって欲しいと思います。
Posted by piyoママ at 2006年10月31日 17:06
piyoママさん、こんばんは。ありがとうございます。
いえいえ、ちっとも変ではありませんよ。私もうるうるしながらこの記事を書いてましたから。
自分が命の大切さを意識しだしたのって、いつ頃だったんでしょう…結構大きくなってからだったように思います。子供の頃は、ここにはちょっと書けない酷い遊びもやってましたしねぇ。
自分の子供たちには、生き物だけでなく、何でも「大事にする」という気持ちを持つようになってほしいと思います。「生き物を大事にする」「道具を大事に使う」「他人を思い遣る」…根底に流れるものは皆同じだと私は思っています。なかなか難しいですが、いつか解ってほしいですね。
Posted by hiro_traviq at 2006年10月31日 21:46
hiroさん こんばんは

一連のカマキリの記事、コメントは残さなかったですが、興味深く読ませて頂きました。

それ以来やたらとカマキリと出合っています(笑)
その度に、連れて帰ろうか・・・
悩んでいます(笑)
Posted by fukurou at 2006年11月11日 21:37
fukurouさん、こんばんは。お久しぶりです。
九州では、まだカマキリが見られるのでしょうか?私は残念ながら、これ以降は姿を見ていません。
来年でも機会があれば、是非一度連れて帰ってやって(?)くださいませ。きっと面白い生態を見せてくれると思いますよ!
…って、なんか「カマキリ伝道師」みたいですが(^^;
Posted by hiro_traviq at 2006年11月12日 01:35
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